2015年7月12日日曜日

気持ちを繋いでいくもの

白浜さんがブログでも綴られいますが
心無い国の対応に対して異を唱え被害者救済の立場を堅持している方々がいます。

アワプラさんでも伝えらていますが、
Hsink代表の方のハンストや行政交渉の陰では既にシナリオが出来上がっていたわけです。
被害者、避難者は邪魔者なのでしょうか。
先日行われた避難者の懇親会に出席された方が仰っていましたが、
「世の中の95%はだいたいお金で解決できる。でも故郷に根ざしたコミュニティ、人の繋がりや市域に根ざした思いはお金ではどうにもならない」と。
また、その方が電車で福島に関する書類を見ていたところ、隣の方から、
「避難者の方ですか。貴方は私達の税金で支えられているんです。もはや差別の対象と見られているんですよ」と言われたそうです。
他にも避難先の地域交流運動会に参加したら「億万長者が走っている」とか、
避難先に家を建ててご近所に挨拶に廻ったら翌日示し合わせて挨拶の品を返されたとかの話しがありました。焼け太りと思われているのでしょうか。
どんなに積まれてもそんな事態にはなりません。
(実際は細かい遣り取りの果て状況に見合うとは言い難いのでないでしょうか)
実際の状況は県内の方でさえ誤解している方も多いようです。
人生の晩年に故郷をなくして知らぬ土地に居所を求める方、避難先や仮設で旅立つ方の有り様をみても、果たして同じことが言えるのでしょうか。
そして皆さん、お子さんやお孫さんのいらっしゃるのです。
そしてその子ども達の置かれた状況も推して知るべしです。
問題は複雑多岐に渡り、解決されないまま新たな問題を生み出しているのが現状と思えるのですが・・・

それでも心ある方々はたくさんいらっしゃいます。


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