2015年3月17日火曜日

甲状腺がん手術費用を助成へ

何故か現在削除されていますが、03月17日 08時28分のNHKニュースより

 原発事故を受けて県が進めている子どもの甲状腺検査で、がんがみつかった場合の手術などの費用について、県は新年度から本人負担を無料にする新たな助成を始めることにしています。
原発事故で放出された放射性ヨウ素は、甲状腺に蓄積してがんを引き起こすおそれがあるとされていて、福島県は事故当時18歳以下だった38万5千人を対象に検査を進めています。
検査で、がんがみつかった場合の手術費用などは、原則として本人が負担しますが、福島県は震災のあと、18歳以下については、すべての医療費を無料にする措置をとっていて、甲状腺がんについても18歳以下であれば手術費用は無料となっています。
一方で、甲状腺検査は数年ごとに繰り返し受ける必要があり、対象者の年齢が上がっていくことから、子どもの保護者などからは、検査で見つかった甲状腺がんについては、年齢に関係なく手術費用を無料化してほしいという声があがっていました。
これを受けて県は新年度から、検査対象の人に対しては、18歳を過ぎたあとも、甲状腺がんの手術などについて費用を無料にする新たな助成を始めることにしています。
甲状腺検査をめぐっては、▽見つかったがんと原発事故との因果関係をどのように検証していくかや、▽長期にわたり検査を受け続けられる体制をどのように作っていくかが課題となっています。

以上です。

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