2015年12月2日水曜日

増え続ける小児甲状腺がんを巡り

報道に触れたかたもいるかと思いますが、掲題の件についてのアワプラさんが纏めています。

甲状腺がん悪性・悪性疑い152人〜福島県民健康調査

「放射線による影響は考えにくい」としながらも、

事故当初の被曝評価はなされていません。

であるなら因果関係を否定できないでしょう。

事故直後に弘前大学の床次教授が現地で被爆測定にあたりましたが、

県はこれを止めるよう要請しました。

半減期が8日間と短い放射性ヨウ素の測定は迅速に行う必要がありました。

そもそもスピーディを伏せた県です。エビデンスの隠滅と疑われても仕方がないところです。

調査委員会の在り方そのものが、子供達の側に立っているか否かについて

みなさんご自身で考えてみてください。


2015年11月18日水曜日

福岡ライブ【エレクトリック】のお知らせ

明日になりますが白浜さんのライブが開催されます。
前回のアコースティックに続き、
今回はエレクトリックな夜となります。 
両方堪能される方は、とても贅沢な晩秋(初冬?)ですね。
会場の皆さんが楽しい一時を過ごされますよう祈念します。

2015年10月17日土曜日

被爆樹をご存知でしょうか

先日お付き合いがある方からのお誘いで、
「被爆樹」のお話を聴く機会を得ました。

爆心地から概ね2キロ以内で被爆し、再び芽吹いた木々を、
広島市は「被爆樹木」として登録しているそうで、現在170本ほどあるそうです。
その樹木たちを紹介する「被爆樹巡礼~原爆か蘇ったヒロシマの木と証言者の記憶」
を書かれたエッセイストの杉原梨江子さんの講演でした。

私は不勉強ゆえ被爆樹という言葉さえ知らなかったのですが、
つい最近の東京新聞の投稿俳句にもでてきたところを見ると、
実はご存知方も多くいらっしゃるのかも知れません。

広島・長崎から、日本人なら誰しも連想するあの熱い夏の災禍について、
果たしてその被害の実相はどれ程知られているのでしょうか。
原発事故後に原爆被害についてあらためて目を向けて、
思いがけずも知らずにいたことの多さに気付きました。
何かのきっかけがないとなかなか関心が向かないことでも、
切り口に襟元一枚の新しさがあれば、あらためて見詰め直すこともあります。

それぞれの樹木一本一本に、その地と関わり合う人と人の結びつきが織り成す物語が宿ること、
それが時を経ても人々に語り伝えられいくことが、
あの夏を忘れずにいること、そして新たに知ることに繋がるでしょう。
そしてその繋がりが、人々の理想社会へと導くことを願います。

<被爆樹写真展のご案内>
★広島市内にて
写真展「戦後70年祈念 被爆樹巡礼―原爆から蘇ったヒロシマの木」
◎会期:10月19日(月)~25日(日)10時~17時(最終日は16時まで)
◎場所:旧日本銀行広島支店ギャラリー地下・公文庫(被爆建物)
※ギャラリー・トーク10月24日(土)14時~15時
※19、20、23、24、25日 14時~在廊。

★日本全国の公立図書館にて巡回中。
◎場所:愛媛県今治市立図書館
◎会期:今治市立大西図書館11月5日(木)~11日(水)10時~18時
   :今治市立波方図書館11月14日(土)~23日(月・祝)同
※2016年は東京都内の公立図書館でも写真展&講演会を開催予定。
・千代田区立千代田図書館(7月中旬~9月初旬)
・東久留米市東部図書館(夏予定)他

 

 杉原さんは事故直後から福島を案じて現地へ足を運ばれているそうで、会場では福島の木も展示されるとのことです。

2015年10月12日月曜日

ご協力ありがとうございます

昨日小児甲状腺がん多発の状況を憂う勉強会が開催されました。
2次検査の受診率が伸び悩む中、潜在的な罹患者の方々が心配されます。
また福島県外でも汚染重点調査区域については同様の検診体制が望まれます。

会の後の懇親会でTシャツ支援(3枚)にご協力を頂きました。
共に子供たちの未来を案じる方々との出会いに感謝致します。
みなさまどうもありがとうございました。

福岡では白浜さんのアコースティック・ライブが盛況だったようです。
おつかれさまでした。
次はエレクトリック・ライブですね。

2015年9月27日日曜日

南相馬20ミリ撤回訴訟第一回口頭弁論

明日9/28は南相馬20ミリ撤回訴訟第一回口頭弁論を迎えます。
区域内避難の方々にとっても、次々に解除が進めば区域内避難者にとっても現実的な
テーマですが、本来は既に直面しています。
同じ国の中で行われていることであると考えれば、国民全員が無視できない問題です。
果たして20ミリはこの国の法律規定でしょうか。
汚染地限定で適用を明示するのでしょうか。
そして次に事故が発生すれば、その時、その地はどうのような対応をされるのでしょうか。
想像力が必要となります。よろしければ 声に耳を傾けてください。


福岡ライヴのお知らせ

地元福岡に滞在されている白浜久さんがご当地でライヴを行います。
白浜さんのサイトに告知があります。
今回はアコースティック・セットとエレクトリック・セットが月替わりです。
なかなか関東でもない贅沢な企画構成です。
2回行ける方はかなり貴重な体験となるでしょう。

白浜さんがTシャツ支援を始められて2年が経とうとしています。
ご本人が仰るように、細くでも長く続けることが大切と思っております。
そして一人でも多くの方へ現状の認識を拡げたい所存です。



2015年9月23日水曜日

保養の効用について

少し前になりますが、保養関係者が集う会合がありました。
様々な形でたくさんの方達が子供達を受入れていますが、
その数だけ運営上のテーマがあるようです。
費用負担の有無や滞在時の配慮、マナーや保養に対する考え方や、
参加者、スタッフ双方の在り方等、多岐に渡ります。
基本的な考え方と状況に応じた対応の検討が必要なようです。
みなさん、たいへん真剣に考えておられました。
おそらくはこのような集いがお互いの課題解決へ役立つことでしょう。

その席上で区域外避難者の方が久米島・球美の里の保養
に参加した際のことを話していました。
この方は他にも様々の保養に参加しているそうですが、
久米島ではお子さんの原因不明の皮膚の異常が引き、
優れなかった体調が快方に向ったそうです。
参加する方もいろいろとハードルがあるようですが、
できれば長期で開放的な時間を過ごして欲しいものです。

2015年8月16日日曜日

拡がる支援の繋がり

この度の伊豆保養の保養支援ネット・横浜さんへの寄付につきましては、
未来の福島こども基金さんよりご支援拠出を頂き、総額5万円となりました。
基金さんにはかねてよりTシャツ支援の活動にもご理解とご配慮を頂いており、
FBでの紹介等でも幅広い告知に繋がっております。
未来の福島こども基金のみなさま、
お心遣いを頂きまして感謝致します。どうもありがとうございました。
そして白浜さんへも基金さんより子供達の笑顔の報告が届いています。
また年末へ向けてコツコツと積み上げたいと思っております。


ところでこちらにもまた違った形の支援をされている方がいます。
strat59さんはご自身のギタープレイをTシャツ着用で多数アップしています。
この方のサイトでこのTシャツ支援をお知りになった方もおられます。
もともとは地元でハード・ロックギターを弾かせれば、
泣く子が更に泣き止まない腕前でしたが、昨年の白浜さんと小山さんを迎えた
南相馬市ライブの別アクトでのTシャツ支援ライヴでは、
R&Rナンバーで参加されました。
ご自身のチャンネルではギタープレイを楽しむレパートリーのラインでアップしています。
この方のチャンネルへは世界100ヶ国以上からあるそうです。
Tシャツ支援のメッセージを添えてリンクも紹介してくれているのですが、
そうなると翻訳文が必要になるのですね。。あぁ・・・ありがたいです。

2015年8月9日日曜日

伊豆の夏空の下で


先般よりお知らせしておりました伊豆の保養が終了しました。
今回こちらに上半期分39,200円を未来の福島こども基金さん経由で寄付させて頂きます。
数少ない直販ルート・高玉屋さんのお身内の方、床屋の若旦那(チラシ協力も)、カー・ディーラーの副店長さん、
接骨院のマネージャーさん(パウチコ掲示も)、東京、千葉県、名古屋市、山口県、京都、 北海道、長野県の通販ご購入の方々、
長いドイツ在住経験とコネクションを生かし、欧州各国・日本各地で毎年多数講演活動をされ、その際のたくさんの募金を毎年この保養に寄付されている方、
いわき市のイヴェントにてバンドマン有志とその支援の方々のお気持ちは、
子供たちの未来の為役立たせていただきます。
みなさんどうもありがとうございました。

たくさんの方々のご支援のお陰で
6家族25人(幼児5人、小学生10人、保護者10人)8泊9日の
4回目の保養キャンプを無事終えることができましたと、運営の方よりご連絡を頂きました。

私は最終日にはいなかったですが、 参加されたご家族の方々は充実した日々を過ごされてお帰りになられたと伺っております。みなさん、お疲れ様でした。
また却ってお世話になりましてどうもありがとうございました。
お子さん、親御さん共々どうかまた次の機会までお元気でお過ごしください。

期間中は山、川、海での解放、情操豊かなワークショップや音楽演奏と交流、食事の勉強等、
盛りだくさんなプログラム・メニューでした。
運営スタッフの方の準備とサポート、地元や遠方から入れ替わり立ち替わり訪れるお手伝いの方々での賑わいはどこかしら梁山泊的なムードもあり、いつしか下界を忘れるような時間でした。

保養の企画を支えられた運営スタッフの方々、たいへんお疲れ様した。
様々な保養のスタイルがあるかと存じますが、このような活動があり、
それは必要とされている理由があるということを、一緒に考えて頂ければ幸いです。


保養機関中に地元紙に掲載されました。
協力された方で直接保養所に来られなかった方々にも様子が伝わり、役に立ててよかったと喜んでいたそうです。

                午前の陽光のさんざめきと陰りを深めていく夕景

道路から小路を上ってきて”いりあい村”に辿りつきます。
闇が満ちる刻のこの路を、灯篭を手に子供達が果敢にも歩みました。

 約30年前に福井県から移築された古民家です。60人が宿泊可能とか。
移築の際には伊豆から大工さんが現地へ赴き、解体の様子を覚えておき、
その通りに再現したそうです。昔の豪農家の家だったそうで、とても重厚な造りです。

 玄関土間も広く、囲炉裏もあります。この階段の下でボランティアの語りべ”ばぶ”さんがお休みされていました。

大広間は子供たちのワンダー・スペースです。畳が新鮮なようです。
裏側の廊下に風情を感じます。

ワークショップで子供達が拵えた灯篭です。出番はまたあとで・・・

お約束の海です。海岸は波が無い入り江で、お魚と戯れの時を堪能しました。
ボートはボラのお兄さんの人柄もあり人気が高く、定員よりちょっと多目に乗っちゃってますが、
地元のお兄さん方や東京から駆けつけたボラのお姉さんが優しくリードしてくれてますので安心です。
ライフ・ジャケットは勿論完備しています。(干すのも忘れずに) 
スイカ種飛ばしチャンピョンは誰だっけ。

そろそろ夕方の涼しげな風がそよそよと夜の帳をつれてきます。
 
沖縄の旋律に乗り最期は大合唱&全員参加踊りで盛り上がりました。演奏終了後は楽器に触れたり音を出したり、子供達にとっては興味津々で楽しい時間が続きました。


移動カフェのオーナー兼、童話作家兼語りべ子供達の導師「ばぶさんのお話」がはじまります。
じつは子供だけでなく大人も楽しみにあつまってきます。
まるでトミー・ウンゲラーが自作をリーディングするかのような、圧倒的なウィット・ファンタジーな世界がそこにひろがります。稀代のストーリーテラーの面目躍如です。合言葉は”ばぶ~”
ばぶさんの「おしまい」に納得しない子供達からは何度もアンコールが、
ばぶさんは用意したお話の数々の中からその都度選りすぐり、にこにこと応えてくれました。
さて、そろろそお夕飯の準備です。食材はしっかりしたものを用意しています。
お手伝いの方々、お母さん方、お疲れ様です。
なんと言っても遊んだあとの夕飯は子供達のお待ちかねの時間です。
吟味された食材と手の込んだ調理で美味しいため、とても喜んで食べていました。
もちろん、大人も美味しく頂きました。


 子供たちが作った灯篭は、伊豆の漆黒の闇の小路を導き、また一歩子供達自身の世界を広げる誘いの役割を果たしました。
小さな広場に辿りついた子供達は、しんと静まりかえる夜の底で、落ち葉を踏みしめる音の響きにさえ戸惑いながらも輪を描きボラさんの創作話の始まりを待ちます。
集う子供達は、優しく包む風の調べのような物語に耳を傾けます。
保養が必要であるというひとつの現実を通して、様々な気づきが子供たちに生まれることでしょう。大切な思いが育まれることを祈ります。



 そしてみなさんへ、暑い最中に一息ついてください。
どうかご自愛を。





2015年7月30日木曜日

参議院 平和安全特別委員~歳費に見合うのは誰か

山本太郎議員が総理を追い詰めていますが、
本来は彼が希少なのではなく、彼以外の議員が同様の問いを立てないことの方が不可思議ですね。このこと一つ取っても、いかに異常な状況であることが推し計れるかと思います。

また、続いて総理の盟友の荒井議員が論を披露しています。
こと原発については正面から反対の姿勢で、ウクライナ政府報告書に学べとの言でした。
荒井議員はチェルノブイリ法に倣えとも提唱しています。
本当は夜のニュースでオンエアして国民全体で考えるきっかけにして欲しいものです。

1:15分頃からです。


2015年7月29日水曜日

届かぬ声と届いてしまうものの狭間で

(7/29)「子ども・被災者支援法」基本方針改定 に関する政府・市民意見交換会と記者会見~支援対象地域の縮小・撤廃、避難者切捨ては法を踏みにじるもの~

避難の必要性を否定した原子力規制庁が出席するようです。
避難者を無視した見解を続けるのでしょうか。
南相馬市からも多数の方が駆けつけます。 

さて、本日1号機のパネル撤去が開始されました。
空間線量に変化は無いとの報道ですが、漏出を抑えていた蓋を取り去るのですから
汚染物質の飛散は間違いないところです。
放出Bq量に全く言及しない点においてはマスコミは機能不全を継続しています。
さらに3号機のプールから大型瓦礫の撤去を控えています。
これは正式発表が無いままですが8月2日に予定されているようです。

3号機プールの最大がれき撤去へ 全作業中断し厳戒態勢

3号機SFPの燃料交換機の引き上げは不発弾処理と同じ!?

万が一失敗すれば人が退避する事態も想定されます。
近隣地域に退避アナウンスも規制もないようです。
また風向きによっては関東圏もN95規格以上のマスクが必要になる可能性もあります。
みなさんどうかお気をつけください。

本日から8泊9日の6家族18人の保養が伊豆でスタートしました。
今月末で締めてこの企画に寄付します。

また未来の福島こども基金のニュースレターが発行されました。
活動の様子がまとめらています。
どうかこのような人々の営みがあることを、
また何方かへ伝えてください。




2015年7月22日水曜日

「自主避難者“支援打ち切り”の波紋」~NHK

おはよう日本の特集です。
これは問題提起と受け止めるべきでしょうか。
ならば別な時間帯にもっと枠をとり、事態の推移に踏み込んでほしいですね。
この背景にあるもの、「避難を選択せざるを得ない」理由について、
もっと掘り下げた説明が必要でしょう。
当然NHKの今までの報道の落ち度についても省みることにはなるのでしょうが・・・

2015年7月20日月曜日

避難者が迎えている状況について

東京新聞の記事です。
復興庁による東京・福島の説明会の様子をお伝えしてきましたが、本日このような記事がありました。
避難者にとって非常に差し迫った状況をどれだけの方が理解しているのかはわかりませんが、
記事をきっかけに問題意識が広がることを願いたいところです。

つい最近までJRの駅のコンコースは、日本に観光地は福島以外にないのかと思うくらい
福島づくしのキャンペーンでした。
既に原発事故が過去のものになっている方には、このポスターの地から、
「国の指示もないのに何故避難が必要なのか?」と思われる方もいるかと思います。
また、「安全である(と国が言っている)のに避難を続けていることは身勝手では」
という見方をする方もいるでしょう。現に当地には生活者が存在します。
こういった背景がこの問題を複雑にしています。

避難者の居場所がますます狭まるのは何故でしょうか。
それは汚染被害と避難にまつわる実相が、しっかりと事実と現実を踏まえて理解されていない点が大きいと思われます。はたして事故前と事故後の基準値の違いを理解している人、汚染の広がりの状況、そもそもの基準値の単位の読み方と意味を理解している人が、いったいどれ程いるのかわかりません。わからなければ”国の発表”を信じるか、さもなくば”何も考えないか”になってしまうのではないでしょうか。

2015年7月18日土曜日

子ども被災者支援法基本方針改訂説明会(福島)

アワプラさん配信より


冒頭南相馬・避難20ミリ撤回訴訟の方が口火を切りました。
浜田復興副大臣に放射線管理区域の基準条項を問いましたが、
大臣はご覧のように回答を避けました。
放射線管理区域はアンタッチャブルなキーワードのようです。
この態度こそが避難にまつわる諸問題の要因と言えるでしょう。
放射線管理区域は身近なところでは病院のレントゲンやCT、放射線治療の為の施設で黄色い三葉模様のマークが掲示されています。
この掲示がある場所は文字通り管理制限下にあります。
病院では特別な線源治療以外には機械作動時に放射線が出るだけでそこには汚染はありません。
一方原発の作業現場では汚染レベルにあわせてそれぞれ管理区域が設定されています。
空間線量率だけでなく汚染も基準となり体表面付着と吸入による被曝を避けるため、
汚染がある区域では防護措置としての着衣を装備し専用のマスク着用の上、
作業時間も管理下での作業となります。肌の露出も睡眠・飲食も不可で18歳未満は入れません。 
そのレベルを今回の事故による汚染地に適用すれば大きな補償対策が必要となります。
しかし、そこから目を逸らそうとする程、この問題の意識乖離は深まるように思えます。

昨日まである量の水を身体に掛けると風邪をひく心配をしていたのに、
ある日を境に水を掛けた側が、「そんなもので風邪はひかない」と言いはじめました。

風邪では済まない事態を憂慮する親御さんを、誰が責めるのでしょうか。 


福島県と復興庁 支援策転換 戸惑う山形の避難者



 

子ども被災者支援法基本方針改正説明会(東京)

昨日の東京開催の資料と映像がアワプラさんにアップされています。

 

「現状は避難対象とする状況下にないが少しは面倒みてあげるよ」
との態度で、被害者の声を受け止める意は感じられませんでした。
静岡や京都からも避難者の方が駆けつけていましたが、
その労に見合う対応がなされているのか疑問です。
車椅子の方もおられて、事故発生時の避難における障害者への対応について疑義と憂慮を
唱えていらっしゃいましたが、深刻な問いに対する回答が真摯であるかはご覧になって確認してみてください。
根拠データを伴なわない形で避難者数が減少化傾向にあるとの報道を見かけますが、
いまだでも相当数の避難者がいるはずです。以前15万人と言われていましたが、
20キロ圏内と飯舘村を合わせた避難指示区域だけで約10万人程度です。
約5万人が避難指定区域外避難者だったわけです。
急に3万人~4万人も減っているのでしょうか。
ごく少ない公開説明会は何度要望してもその告知は常に唐突で開催まで期間が短く、
利便性を逆に追求したような日時、会場設定です。
アンテナを常に張る労力をされているか、または意識のある繋がりの中で情報を知り得る人のみ
が辛うじて参加可能な説明会は、ともすれば抗議の防波堤となり、
リピーター対応の場になりつつある感があり、多くの避難者に寄り添う形とはなっていません。
声を上げる被害者を世論の片隅へ追いやりマイノリティー化することにより、
やがては国全体の中で異端者集団の位置付けにし排除したいのでしょうか。
何れにしても被害と被害者は無きものへとする動きが明らかな中、
望まれるものの中の一つに一般の方々の被害実相への理解と把握による現状認識があります。
この事態を看過するとまた一歩歪な国家に近づきます。
人の痛みを認めず排除する体制はいつ何時、あらたな形で苦難を齎すかわかりません。
それは、何処に住んでいても、どのような生活をしていても受難と受忍を強いるのではないでしょうか。

本日(18日)の福島開催は13:30~中継が入ります。

連日の参加者の方々が東京での宿題を追うでしょう。
Hsinkの代表の方も会場入りするようです。

2015年7月15日水曜日

愛情を知る者


復興庁が、子ども被災者支援法の改定案を示し、現在パブコメにかけています。「被災者生活支援等施策の推進に関する基本的な方針の改定(案)」

声明:「子ども・被災者支援法」基本方針の見直しについて ~法を無視した「基本方針」は許されない

毎度のことですが準備期間の短い日程で予定されています。
応募締め切りにご注意ください。
東京説明会(7月17日(金)18:00~@TKP赤坂駅カンファレンスセンター ホール13A)、

福島説明会(7月18日(土)13:30~@コラッセふくしま多目的ホール

前回の福島は参加者も少な目ですが、それでも会場からは真摯な問いかけがありました。

前回の東京・有明での浜田復興副大臣の発言 

逃げるように退席しましたね。


かつて少年院の教官をされていた白浜さんがその頃を振り返って話した言葉を思い出します。
「愛情を知らないで育った子供に愛情を教えることは難しい」

この国は愛情を与えないで子供達を見捨てようとしているように思えます。
どんな国になってしまうのでしょうか。
自分達を助けようとしない大人の中で育つのです。

2015年7月12日日曜日

気持ちを繋いでいくもの

白浜さんがブログでも綴られいますが
心無い国の対応に対して異を唱え被害者救済の立場を堅持している方々がいます。

アワプラさんでも伝えらていますが、
Hsink代表の方のハンストや行政交渉の陰では既にシナリオが出来上がっていたわけです。
被害者、避難者は邪魔者なのでしょうか。
先日行われた避難者の懇親会に出席された方が仰っていましたが、
「世の中の95%はだいたいお金で解決できる。でも故郷に根ざしたコミュニティ、人の繋がりや市域に根ざした思いはお金ではどうにもならない」と。
また、その方が電車で福島に関する書類を見ていたところ、隣の方から、
「避難者の方ですか。貴方は私達の税金で支えられているんです。もはや差別の対象と見られているんですよ」と言われたそうです。
他にも避難先の地域交流運動会に参加したら「億万長者が走っている」とか、
避難先に家を建ててご近所に挨拶に廻ったら翌日示し合わせて挨拶の品を返されたとかの話しがありました。焼け太りと思われているのでしょうか。
どんなに積まれてもそんな事態にはなりません。
(実際は細かい遣り取りの果て状況に見合うとは言い難いのでないでしょうか)
実際の状況は県内の方でさえ誤解している方も多いようです。
人生の晩年に故郷をなくして知らぬ土地に居所を求める方、避難先や仮設で旅立つ方の有り様をみても、果たして同じことが言えるのでしょうか。
そして皆さん、お子さんやお孫さんのいらっしゃるのです。
そしてその子ども達の置かれた状況も推して知るべしです。
問題は複雑多岐に渡り、解決されないまま新たな問題を生み出しているのが現状と思えるのですが・・・

それでも心ある方々はたくさんいらっしゃいます。


2015年6月27日土曜日

夏の伊豆保養について

先般より当ブログでお知らせしておりますとおり、
今年も「保養ねっと・よこはま」さんにより伊豆の保養が行われます。
ボランティアの方々もご年配の方となり、今後の運営に課題があるようです。
ひとりでも多くの方へ現状を伝え、支援体制づくりに協力したいと思います。
Tシャツ支援の上半期寄付は、「未来の福島こども基金」さんのご協力のもと、
「保養ネット・よこはま」さんへ寄付させていただきます。

2015年6月17日水曜日

住宅支援延長ではあるが

東日本大震災に係る応急仮設住宅の供与期間の延長についてとりあえず発表がありました。
来年3月から1年間延びたことでほっとする方もいるでしょう。
まだ知らない方もいるようです。
しかしこの延長は執行猶予のようなものですので
根本的には災害救助法の適用ではなく、あらたな施策を要求する必要があります。

2015年6月13日土曜日

福島県知事にとっての被災者

目を見開いていても、心の状態により必ずしも見えているとは限りません。
また、敢えて視界にその存在を認めないこともあるでしょう。
内堀知事にとっての区域外避難者はそのどちらなのでしょうか。
何れにしろ再三にわたる避難者、支援者、報道、議員からの問いにも沈黙を貫き、
時が過ぎるのを待つ姿勢のようです。

下記は報道です。
福島からの避難指示区域被災者が自主避難者への支援続行を求めてハンスト

避難者の気持ちは分かっていると言うが・・・

2015年6月12日金曜日

福島県庁前で訴えは続く

富岡町から横浜市への避難者であり、避難支援ネット・かながわの代表・坂本さんが
福島県庁前でハンストを始めてから8日目を迎えようとしています。
リンクからご本人声を聴いてください。

本質的に避難区域・区域外は避難の必要性に根ざした区切りではありません。
端的に言えば人権の問題です。
訴えはごくシンプルなものです。
”被害者を打ち棄てるな、子どもを護れ”と言っています。
その為に公聴会で行政と避難者が対話する機会を作って欲しいと・・・
多くの署名を無視し避難者の声に応えない行政を前に決意の選択ですね。
彼が倒れるのを待たずに対話への回答を出すべきでしょう。

2015年6月7日日曜日

支援Tシャツ通販フォーム追加と住宅支援打ち切りへ対する行政対応について

通販で購入される方へ
子ども達支援Tシャツお申込みフォームを作りました。

子ども達支援Tシャツからお申込み頂けます。

通年を通して「未来の福島こども基金」さんに寄付をしてきましたが、
本年の上半期分につきましては、こども基金さんのご理解をいただき、
以前にもお知らせしました
保養ネット・横浜さんの伊豆保養
へ 基金さん経由で寄付をさせて頂きます。

区域外避難者の住宅支援打ち切りの正式発表が近いと見られています。
内堀県知事は中央政府に対して避難者側に立つ意向はないようです。

富岡から横浜に避難しているHsink代表の方が内閣府と内堀知事に直訴しました。
避難者が参加できる公聴会を開くように要望中でもありハンストに入っています。

保養が必要な子どもたちが保養に参加しずらくなり、
また、ボランティアの方々の負担が増える状況が進む懸念があります。

多くの方に状況が伝わるように、一人でも多くの方へこの状況を伝えてください。


3月にお知らせしました「ハヤブサよ」リリースされました。
いつも何処かで流れて欲しいものです。

2015年6月1日月曜日

南相馬・避難20ミリシーベルト基準撤回訴訟支援の会結成

本リンクに詳細があります。

時間の経過と共に考えることにも疲れます。
それぞれの立場や生活もあります。
権力を相手にしていると圧倒的に不利です。
等々、全部子ども達にとっては大人の理屈です。

たくさんの公害被害との闘いが長引くのは、
相手が国側だからだけでなく、
被害を受けた当事者以外の一般の国民の関心が薄かったからではないでしょうか。

”同じ国民としてそれを看過することはできない”と多くの国民の気づきがあれば、
その影響を受けないことは困難に思えます。

少しだけでも状況に耳を傾けて視線を送ってみてください。
そこに居るのは隣人ですが、未来のあなたやあなたの家族かも知れません。


神奈川・甲状腺エコー検診のお知らせ

本リンクに詳細があります。
当日は検査結果の説明を受けた後に画像資料を受け取ることができます。
継続検査をすることにより状態の変化の把握が可能となります。

2015年5月31日日曜日

都内避難者のための相談拠点の開設について


掲題の件について本リンクに概要があります。

 またこちらではアワプラさんも報道しています。

どこまで相談者の立場に寄り添う構えなのかはわかりません。
ですが、声を上げることが可能な場であれば、
そこに窮状を訴えることを無駄と考えない方がよいでしょう。
声が届かなければ、困り事は無いものとの判断材料にもなり兼ねません。
声に対する対応を一つの結果として次のアクションへ繋げる材料として考えるならば、
それは無駄ではないように思えます。

また、内閣府へも陳情が続いています。
川田龍平議員 支援ネットかながわの代表の方

<甲状腺検査結果>福島県と福島県以外

放射性物質は福島だけに降下したわけではありません。
さまざまなルートで近隣県にも降り注いでいます。
それを考慮すれば心配が必要なエリア は福島限定でないことがわかります。

福島の小児甲状腺がん疑い例含め126人に

掲題の件についてリンクに報道があります。
疑いとは手術摘出前と言う意味でほぼ確定ということです。
理由を問わず明らかに増えています。
その増えている2巡目の検診者が少ないのが懸念されます。
確実にカバーする検診体制が求められます。


2015年5月17日日曜日

20150515_SHIMOKITAZWA_MOSAIC

小山さんのライブに白浜さんがサポートギタリストとして参加されました。
当日のセット・リストはリンクの通りです。
先般このブログにもアップしました「ハヤブサよ」も演奏されました。
ディスクの発売も間近ということです。

 Tシャツもテーブルに並んでいました。
白浜さんが白を着ているのは初めて見る気がします。
どちらかと言えば女性向けの印象がありましたが、白もなかなか素敵です。

小山さんからは南相馬公演の際の当地のでの感想やエピソードが語られました。
ほのぼのとした一時もあり、突きつけてくる歌もありのロックな夜でした。

encoreの一曲目は白浜さんの「No easy Road」から。
奇しくも多大なる犠牲で贖った対価でもある憲法理念が葬られようとする中、
”liberty”は与えられるものではなく、自ら掴み取るものであると奏でています。
 
Tシャツを購入された方、どうもありがとうございます。
子ども達の為に大切に遣わせて頂きます。

2015年5月6日水曜日

ライヴのお知らせと上半期の支援先について

5/15に小山さんのライヴに白浜さんが参加します。

ご来場が可能方は楽しみですね。
白浜さんは旧知のお仲間の凄腕プレイヤーの方々、Bassに浅田さん、Drumsに川嶋さんを迎え、バンド活動を開始するようです。
新曲がブログにもアップされています。
こちらの活動もたいへん期待されます。

さて、今年の上半期のTシャツ支援寄付先は、
いつものように「未来の福島子ども基金」さんに寄付をしますが、
基金さんの理事様にご理解を頂き、基金さん経由で横浜の保養活動をされている「保養ネット・よこはま」さんへ拠出させていただくことにしました。

何度かこのブログ上でもお伝えしておりますが、各地に子ども達の保養活動をしている大小さまざまのボランティア団体の方々があります。
年々事故の記憶が風化してきており、また被害の矮小化に伴い寄付が少なくなってきています。
活動を継続し、状況の認識と支援の裾野を拡げ、国の施策へとシフトする為には、
多くの方々へ状況を知って頂く必要があると考えます。

「保養ネット・よこはま」さんは2012年から毎年夏季の保養キャンプを行っています。
本年の予定は下記となります。例年は他団体と合同でしたが、
本年より単独開催となります。


日程:728日(火)~85日(水) 89
保養場所:例年と同じ伊豆(河津)の古民家(いりあい村)
募集人数:5家族(乳幼児を含め約20人)
*日程が9日と長いため、プライバシーが保てる1家族1部屋が必要です。
宿泊所の古民家には共通の大広間の他に5部屋あります。
予算:繰越金を含め約180万円。

下記はスタッフの方からのメッセージです。
 「3.11から4年がたち、人々の原発被害に対する関心は薄れる一方で、どの団体もそうでしょうが,私たちは必要な資金が集まるか危惧しています。今年は広い範囲で資金カンパを求めるつもりでいます。その理由は一人でも多くの方に被災者の保養の必要性を理解し、原発事故を忘れないでいてもらうためです。実はこれがなかなか難しいのですが」

みなさん、どうかご協力の程、宜しくお願い致します。



2015年4月29日水曜日

南相馬市への支援は、日本の未来への支援です

FoE Japanの満田さんからのお知らせです。

4月17日、特定避難勧奨地点の解除は違法だとして、国を相手取り、福島県南相
馬市の同地点と周辺の住民132世帯534人が、東京地裁に提訴を行いました。
 
訴状および訴訟の概要について、FoEのページにアップしていますので、ぜひご
覧ください。


応援署名とメッセージを集めています。Change.orghttp://goo.gl/JDohtrのページから署名できます。

訴当日の原告のみなさんの発言を、OurPlanet-TVが5分くらいの映像にまとめてくれました。
すごいです! 短い発言ですが、万の言葉よりも迫力あります。ぜひご覧ください。

下記は支援の集いのお知らせです。
南相馬の地点解除訴訟(「20ミリ基準撤回訴訟」)を応援する全国集会 in 東京(5/9)


本当の問題は人権であり生存権です。
放射線管理区域相当の地へ黙って住めと言っていることについて皆さんはどう思われますか。
明日あなたの自宅と地域が同じ状況になったときのことを一度考えてみてください。
同じように国は問題ないとあなたに言うことを前提にして。





2015年4月22日水曜日

チェルノブイリ29周年救援キャンペーン 講演会&チャリティコンサート

掲題の催し物が行われます。
昨年も同じ時期でしたが、今週の金曜日となります。
ご都合の合う方は是非足を運んでください。

ウクライナ28年目の子どもたち2〜いのちと健康を守る現場から







先日アワプラさんの完成上映会が開かれましたが、早速ウェブにアップされました。

是非前作も含めてご覧になってほしいと思います。

どこが日本の状況と違うのかをご自身で考えることによって見えてくるものがあるでしょう。

何が必要なのかを考える機会にもなるかと思います。

2015年4月8日水曜日

横浜での保養の様子

3月29日の東京新聞の記事です。
横浜市には他にも保養を行っているボランティアの方達がいます。
藤沢市などでも活動を継続されている方もいます。
このような活動の裾野が拡がりを持つことを支援するためには、状況認識の共有化が必要です。
年々関心が薄れ、比例して寄付も減ってきているのが現状のようです。
知り合いの方などへも何かの折に子ども達の置かれた現実を話してみてください。
財政事情が厳しくても、”それでもしなくてはならない”と取り組む人達がいることを伝えてください。

Tシャツですが、高玉屋さんに在庫補充をしました。
来週はお店の4周年記念で安く飲めるそうです。Tシャツの値段は据え置きですが)

2015年3月17日火曜日

甲状腺がん手術費用を助成へ

何故か現在削除されていますが、03月17日 08時28分のNHKニュースより

 原発事故を受けて県が進めている子どもの甲状腺検査で、がんがみつかった場合の手術などの費用について、県は新年度から本人負担を無料にする新たな助成を始めることにしています。
原発事故で放出された放射性ヨウ素は、甲状腺に蓄積してがんを引き起こすおそれがあるとされていて、福島県は事故当時18歳以下だった38万5千人を対象に検査を進めています。
検査で、がんがみつかった場合の手術費用などは、原則として本人が負担しますが、福島県は震災のあと、18歳以下については、すべての医療費を無料にする措置をとっていて、甲状腺がんについても18歳以下であれば手術費用は無料となっています。
一方で、甲状腺検査は数年ごとに繰り返し受ける必要があり、対象者の年齢が上がっていくことから、子どもの保護者などからは、検査で見つかった甲状腺がんについては、年齢に関係なく手術費用を無料化してほしいという声があがっていました。
これを受けて県は新年度から、検査対象の人に対しては、18歳を過ぎたあとも、甲状腺がんの手術などについて費用を無料にする新たな助成を始めることにしています。
甲状腺検査をめぐっては、▽見つかったがんと原発事故との因果関係をどのように検証していくかや、▽長期にわたり検査を受け続けられる体制をどのように作っていくかが課題となっています。

以上です。

2015年3月9日月曜日

小山卓治 with 白浜久|ハヤブサよ



昨年の秋、福島を見つめ、南相馬市でライブをされたお二人からのソウル・メッセージが届きました。地震と津波が齎した災厄、そして人間の驕りを突きつけた原発事故の余波が続く中、

似て非なる状況の中で人々が失った哀しみに寄り添い、目を逸らさず見つめ耳を塞がず心寄せることが未来を紡ぐことだと奏でています。

人と人が出会い、新しい何かに気づくこと、そこから何かが必ず生まれていくのだと、

もう一度思い出しましょう。

暖かなお二人のお気持ちに心より感謝致します。

どうもありがとうございます。

2015年3月8日日曜日

TAKADAMAYA’S LINK

ご協力を頂いておりますTシャツ直販店”もつ鍋 高玉屋”さんにて
弟さんと友人とご兄弟の方3名さんにご協力を頂きました。
ご理解に感謝する次第です。どうもありがとうございます。
このお店から拡がったTシャツ支援の繋がりは大変貴重な絆として繋がり続けています。
これからもみなさんそれぞれのお付き合い中で拡げて頂ければ幸いです。

40次保養の様子が報告されています。
Tシャツは子ども達への笑顔と未来を紡いでいきます。

2015年2月19日木曜日

ご自身で考えてみてください

これまでの 子どもたちへの甲状腺検査に対する取り組みと結果が下記にまとめられています。

2年前「異常なし」の8人が甲状腺がん〜福島県全体で117人

また、最近伊達市で行われたシンポジウムが下記で視聴できます。

第二回地域シンポジウム「出荷制限値100Bq/kgは厳守しつつ地元民の目安としての摂取制限値の提案」

 このシンポジウムの取材記事が雑誌の女性自身に掲載され、それに対して下記のコメントがなされました。

 地域シンポジウム

いまなにが子供たちに必要なのかを、一緒に考えてみてください。

 

 

 

2015年2月13日金曜日

「未来の福島こども基金」活動報告と甲状腺がんの症例数記事

「未来の福島こども基金 ニュースレター」にて活動報告がなされています。
みなさんのTシャツ一枚分のお気持ちが、どのような形で子ども達に役立っているかを
確かめていただくことはとても大切なことかと思います。
ご覧頂ければ、とても貴重なTシャツを着ていることがお分かりになるかと存じます。
また、何方かに状況を伝えて、何が必要なのかを一緒に考えてください。
  
本日の報道です。報道機関により説明の仕方が違います。
「甲状腺検査:福島の子ども1人がんと診断 疑いは7人」
 2巡目で初のがん確定診断 福島の子ども甲状腺検査 
福島県の2巡目検査、新たに甲状腺がん1人確定

予備知識が無いと恐らくわかりにくいかと思いますが、
「疑い」とは手術前であるという意味で、疑いの殆どが術後に「確定」となります。
注意深く読めは現在まで既に100人を越えていることがお分かりになるでしょう。
2巡目の8人の方は1巡目ではアラームが上がりませんでした。
殆ど日本では報道されていませんが、WHO(世界保健機構)は、小児甲状腺がんは1年間の潜伏期間で発症する可能性があることを発表しています。

手術対象の方からは多数の転移が報告されています。

手術には検査に基くガイドラインがある筈です。
スクリーニング効果による無用な手術とは言えないでしょう。
受診率の低下が非常に懸念されます。

2015年2月11日水曜日

球美の里にメンソーレ~保養先での子ども達


皆さんのお気持ちはこのように子供たちの保養に生かされています。
保養を行っている団体は他にもありますが、ショートでの2~3日が多いようで
球美の里のように9~10日程度の日程になるとそう多くはありません。
昨年のウクライナでは戦時下でいままでの保養先であるクリミアを諦めましたが、
他の地へ移して継続しています。保養日数も長いものです。
どんなに経済情勢が逼迫しても、国としては止める検討は無いそうです。
(ウクライナ当局関係者は視察で訪れる日本の政府や関係者には何度も必要性を説いているとのこと)

先日知り合いで地道に保養支援活動を続けている方々からお話を伺いましたが、
関心が薄まり寄付も減ってきたため、年々支援の継続が困難になってきているようです。
早く法制化により子供たちへの支援施策が充実して欲しいものです。 

2015年2月1日日曜日

【ライブ】2日13時半〜県民健康調査「甲状腺検査評価部会」

2月2日午後1時半より、「県民健康調査」検討委員会第5回「甲状腺検査評価部会」をライブ配信があります
 
日時:2月2日(月)13時30分~15時30分
会場:福島ビューホテル本館3階「 吾妻 」
議事:(1)甲状腺検査について(2)その他

平日の昼ですが、ご覧になれる方は是非ご自身で見聞してください。

本日、床屋のお兄さんが一枚購入してくれました。
どうもありがとうございます。
お仕事もし易いTシャツですので、理容師組合のお仲間の方にもよろしくお伝えください。

2月7日白浜さんが参加されるライブがあります。



福島在住ジャーナリストの報告

20141124UPLAN藍原寛子「健康調査は、いったいどうなっちゃうの?
~福島および関東ホットスポット、母親たちの希望と不安~
【前半】 【後半】

福島在住のジャーナリスト(元新聞記者)の方の報告です。
当然大手メディアでは報道されない内容です。
フリー・ジャーナリストの方へ圧力はかなりのものらしく、
撮影後に編集を余儀なくされたため、昨年11月の講演が今年になってアップされました。
福島だけの問題ではないということをあらためて考えさせられます。

先週24日にTシャツを購入された方、2枚目なのに同じ色ですがありがとうございました。

2015年1月11日日曜日

本年もよろしくお願い致します

あけましておめでとうございます。
昨年はたくさんのご協力をありがとうございました。
白浜さんの下へこのように入金通知が届いております。

一日でも早く法体制により子ども達を護る行政施策が整備されることを祈ります。

昨年、オフィスで購入していただいた方がおります。
その方はプライベートの仲間にも状況を伝えますと言ってくれました。
ご伝言をよろしくお願いします。

また、本日は行きつけの車屋さんの方が協力を申し出てくれました。
昨年修理で訪ねた際に福島の話題となり(震災・事故の当初からずっと心配してくれている方です)
T シャツの話しをしたところ旧デザインを希望されました。(こちらが好きな方、結構います)
私の手元の最後の旧デザイン(白浜さんの手元も在庫僅少です)が今年初の販売となりました。
副店長さん、こども達へのご心配とご協力をありがとうございます。
来月は行きつけの床屋さんヘXLを届けに行きます。店主さん、お待ちください。

みなさん、どうか良い1年をお過ごしください。